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CFDの追証の仕組みを理解しておく


CFDで一番気をつける必要があるのが、「追証(おいしょう)」です。


株式の信用取引を経験したことがある人や、レバレッジを利用できる金融商品に詳しい方なら、追証がどんなものであるかについて、改めて説明するまでもないと思いますが、それ以外の方は、「初めて聞いた」って人も多いと思います。




追証とは、


「レバレッジを利用するための証拠金(担保)が足りなくなったので、追って、証拠金を追加入金してください」


という事態が発生するときのことを言います。



ですから、CFDでレバレッジを全く利用しない人には、全く関係のない話です。




追証についてきちんと理解しておく必要があるのは、CFDでレバレッジを利用して取引をする人です。




CFDのレバレッジには、最大レバレッジ○○倍という風に、利用できる最大レバレッジが決められていますが、この○○倍の元となるのが、証拠金(担保)です。


最低証拠金 維持率○%をCFD口座に維持しておくことで、証拠金の最大○○倍までレバレッジを効かせた、大きな取引ができるようになります。



ただし、レバレッジを利用した取引で含み損が発生すると、困った事態になります。


最低証拠金 または 証拠金維持率 を下回ると、「追証」が発生し、FX口座に現金を追加入金しなければならないのです。もしくは、強制的に保有している外貨が自動決済(ロスカット)されます。





最低証拠金 維持率(保証金 維持率)とは?

最低証拠維持率とは、追証(おいしょう)がかかる証拠金率のことです。


追証とは、購入した外貨(通貨)の評価損や、担保価値の目減りなどにより(保有している外貨の値段が下がった)、追加で差し入れなければならない証拠金(現金)のことです。



レバレッジを利用した取引というのは、分かりやすく言うと、「自分の信用(担保)を元にして、自分が持っている以上のお金でFX(外貨投資)を行えるようになる仕組み」のことです。


つまり、FX会社がアナタを信用してくれている限りは、レバレッジを利用した取引ができます。




しかし、逆を言えば、FX会社のアナタに対する信用度が低くなれば、「レバレッジを利用した取引をそろそろ止めて頂くか、もしくは、もうちょっと担保(現金)を入れて下さいね」という話になります。


この時の判断基準となるのが最低証拠金 維持率なのです。計算式は、次の通りになります。




(証拠金−評価損)÷購入総額=証拠金 維持率




例えば、最低証拠金維持率が30%のFX会社を使っていて、証拠金100万円を担保に、300万円分の外貨を購入したとします(レバレッジ3倍)。


その後、購入した外貨(通貨)が10万円値下がりして、評価額が290万円になりました。



さっそく、上の計算式で証拠金 維持率を計算してみましょう。



(証拠金:100万円−評価損:10万円)÷購入総額:300万円
=0.3 (30%)




つまり、この場合は、10万円以上 外貨の評価額が値下がりすると、最低証拠金維持率の30%を下回ってしまうので、追証が発生し、新たにFX口座に現金を預け入れて、最低証拠金 維持率の30%を回復しなければなりません。




つまり、この最低証拠金 維持率が低ければ低いほど、追証がかかる可能性は低くなるので、レバレッジを利用する投資家にとっては、使い勝手が良いと言えます。




今までの説明を見ていただければ分かるように、レバレッジ倍率の分だけ、損失も倍掛けされることになり、最低保証金 維持率を保つのが難しく、追証の発生リスクが高くなります。


FXに限らず、株式投資にしてもそうですが、「投資で損をしたおかげで、何もかもなくしてしまった」という人の多くは、「安易に、高いレバレッジを利用してしまった結果」という場合がほとんどです。



初心者の方は特にそうですが、高いレバレッジで取引するときには、後で困ったことにならないか、よく考えてからにしましょう。




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